中高生の頃、誰しも悩みを抱えながら悶々としていた時期があったのではないだろうか。部活、人間関係、進路、恋愛など様々なことが日常を渦巻いている。本作は淡々と過ぎていく毎日の中で、生きる意味を見出せないでいた思春期の少年の成長を描いている作品だ。切ないけれど、なんだか可笑しい新世代の青春エンタテインメント。

原作は独特のタッチとストーリー展開で根強いファンを持つ人気漫画家・古泉智浩氏の同名コミック(青林工藝舎刊)、また主題歌はMCいつかとDJゴンチによるヒップホップグループ、Charisma.comの書き下ろし『とんがりヤング』!また監督はドキュメンタリー映画『Souda Kyouto He Ikou』でPFFアワードに入選を果たし、オムニバス映画『ヒカリエイガ』の一篇『So-Far』などで高い評価を得た、期待の新人、加納隼。初の長編監督作品ということで期待は高まる。

とある田舎町の中学生・犬田。
クラスのリーダー格の魔裟死や強美から目をつけられ、家では攻撃的な父親と過ごし、冴えない毎日を送っている。
唯一、クラスで仲の良い存在である数宮と共にクラスの片隅でひっそりと過ごしていた。
ところがある日、偶然知り合った大人の女性・笛子からボクシングを教わることに。
練習を続けていくうち犬田は徐々に変化していく。
退屈な日常から抜け出したかと思えたが、そのことがきっかけでクラスの人間関係に亀裂が生じ始める。
少年の目に輝きは宿るのか-。


犬田文治役:清水尚弥

1995年4月6日生まれ。 これまでに映画『おとこのこ』(10年)、『からっぽ』(13年)、『独裁者、古賀。』(13年)に主演している他、『ねこにみかん』(13年)、『あの電燈』(14年)にメインキャストとして出演。さらに、林海象監督『おじさん公園のひみつ』(08年)、金井純一監督『ペダルの行方』(09年)、中島哲也監督『告白』(10年)、天野千尋監督『フィガロの告白』などにも出演しており、次世代の日本映画界を担う期待の若手演技派俳優。弟は中島哲也監督『渇き。』(6月27日公開)、成島出監督『ソロモンの偽証』(2015年3月7日公開)に出演している清水尋也。

コメント

素敵な原作に素敵な監督、スタッフの皆さん、キャストの皆さん…。この作品で主演をやらせて頂ける事を本当に幸せに思います。魅力的な原作のイメージを大切にしながらも、加納組全員で新たな『死んだ目をした少年』を作り上げたい。個性豊かなキャラクター達が織り成す世界観を是非、楽しんで頂きたいです。

五十嵐強美役:紗都希

1989年11月12日生まれ。これまでに、映画『ヨコハマ物語』(13年11月公開)、テレビドラマはTBS月曜ゴールデン『警視庁心理捜査官・明日香2』、BSプレミアム『欽ちゃんの初恋』、CX『結婚しない』、CMはサントリー『BOSS』などに出演。14年には出演映画『幻肢』が公開。これからの活躍が期待される若手女優。

コメント

今回、新人にも関わらず『死んだ目をした少年』の五十嵐強美を演じさせて頂く事になり、大変嬉しい気持ちと同時に、原作の古泉智浩先生の漫画ファンの方もとても多く、ずっしりどっしり、そのプレッシャーを感じております。  この作品で描かれている中学生という、まだ発達段階の途中に、誰しもが抱えている思春期の葛藤やコンプレックス、人間関係が、学校という場所で混ざり混ざってゆくところ。そして、その中に存在する一人の人間をしっかり、誠意を持って演じたいと思っています。  強美は表面上どうしても、気が強く乱暴で男っぽい性格にも見えるのですが、実は内に秘める姿はまた違うものがあり、そんな彼女を知れば知るほど魅力的な女性だなと思いました。そして彼女がこの物語の中で、犬田という一人の少年から影響をうけ、強美自身どんどんネジがぬけてるような、しまってきてるような、そんな揺れ動く感情をしっかり表現できたらと思います。

釈笛子役:高樹マリア

これまでにテレビドラマ『Ns’あおい SP』看護師・西桃子役、筒井康隆劇場『エロティックな総理 -#1 信仰性遅感症- 』主演の御手洗鮎子役、また『特急田中3号』第1話あかね役などを演じている。また、映画では『ノロイ』高樹マリア役(監督:白石 晃士)、『東京ゾンビ』ヨッチャンの嫁役(監督・脚本:佐藤佐吉)、『呪怨-黒い少女-』季和子役(監督:脚本:安里麻里)など多数出演。

コメント

とにかく出てくるキャラクター達がすごく濃いので、そのあふれんばかりの個性が、キャラクター以上に熱く、濃い監督ワールドのカッコ良い映像の中で、どうなってしまっているのかが、本当に楽しみです。その中で、色んな人間模様と、それぞれのキャラクターの成長に、ほっこりとしていただけたら嬉しいです。

数宮光役:福井成明

1991年10月22日生まれ。千葉県出身。映画『独裁者、古賀』(金井役)、舞台『天元突破グレンラガン 炎撃篇』(バリンボー役)、CM『FANTA』などに出演

魔裟死役:福田航也

1990年11月24日生まれ。 MONO 特別企画『空と私のあいだ』、大阪コメディ大学『一語一笑』、映画『ふみだい食堂』 塩たにしゅんいち役、映画『ねこにみかん』、映画『そこのみにて光輝く』舞台『ソラリネ』などに出演。

荒井さやか役:西井雅

1994年1月10日生まれ。出演作に映画『独立少女』やテレビCX『モンスターペアレンツ』、TX『女と愛のミステリー』など。またCM『タカラトミーきらりんレボリューション』『学研おしゃべり地球儀 汽関車トーマス』に出演。 また、楽遊アイドル編集部FINDSというユニットに所属。

村崎琢美役:後藤和歌奈

2000年2月16日生まれ。神奈川県出身。個性的な外見と等身大で繊細な芝居が高く評価されている。映画初出演の今作では、普段の温厚で優しい性格と真逆な役柄に挑戦した。今後が楽しみな女優である。出演作にドラマ『トッカン-特別国税徴収官』、CM『岩谷産業 アナタの横顔編』等。

田中聡役:櫻井圭登

1993年2月8日生まれ。代表作には、舞台 空想組曲vol.9『回廊』『華ヤカ哉、我ガ一族』シリーズの宮ノ杜雅役など多数。 映画では『メサイア 漆黒の章』『暗殺教室』などがあり今後も幅広い活躍が期待される。

吉沢義明役:尾形駿一

1991年8月4日生まれ。群馬県出身。TBSスペシャルドラマ『歸國』、NHK『あっこと僕らが生きた夏』、NHKBSプレミアム『そこをなんとか』、CM『アコム』などに出演。

萩原役:野沢大悟

1987年12月13日生まれ。代表作には、舞台 劇団ホチキス「妻らない極道たち」「やめらんねぇ」など多数。映画「メサイア 漆黒の章」、ドラマ「弱くても勝てます-青志先生とへっぽこ高校球児の野望-」などがあり今後も幅広い活躍が期待される。

森岡役:テイ ウォン

1980年3月12日生まれ。東放学園映画専門学校 2006年卒業。加納隼監督作品に出演。

黒服役:松岡哲永

1969年3月1日生まれ。「 幌張馬車 (ポジャンマッチャ) 」主宰。劇団「新宿梁山泊」に入団。金守珍に師事。唐十郎、鄭義信の戯曲を主に多数のアングラ劇、テレビ、映画等にも積極的に出演。新宿梁山泊退団後、オリジナル戯曲上演を主としたプロデュース劇団 「幌張馬車」を立ち上げ、アングラ劇から現代劇まで幅広く展開。

犬田の父役:結城貴史

1976年3月24日生まれ。2001年『ちゅらさん』で映像デビュー。映画を中心に活動しているが、おそらく、日本で一番ミュージックビデオに出演している役者である(2014年12月現在)役者でありながら、2011年1月に映像制作会社 KURUWA.llcを設立。これまでに、映画5作品を製作し3作品公開させている。

監督:加納隼

1985年12月24日生まれ 東京都出身 。2006年、東放学園映画専門学校在学中に制作した短編映画『StrawberryMan』が東京シネシティフェスティバル監督賞受賞。08年に劇場用映画『星と銀河の宇宙と君と』を監督。09年に自身初となるドキュメンタリー映画『Souda Kyouto He Ikou』が第31回PFFアワードに入選。 卒業後、映像制作会社に所属し、映画のメイキング(参加作品:『人間失格』『13人の刺客』etc)をはじめ、幅広いジャンルの映像制作に携わる。12年に短編映画『BUBBLES』、13年にオムニバス映画『ヒカリエイガ』の一篇『So-Far』を監督し高い評価を得た。今後の活躍が期待される新しい才能。 本企画『死んだ目をした少年』の脚本も手掛ける。

原作者:古泉智浩

1969年生まれ。新潟県新潟市江南区(旧・亀田町)出身。祖父は亀田製菓創業者の古泉栄治氏。新潟向陽高校卒業。専修大学文学部心理学科卒業、大学4年在籍時より中野区の施設に6年勤める。大泉月光名義で執筆した作品『でもね』で、『ヤングマガジン』ちばてつや大賞を受賞し、93年に漫画家デビュー。99年より新潟に在住。バンド活動や自主映画も制作。他の代表作は『ミルフィユ』『チェリーボーイズ』『ピンクニップル』『FAKE』。最新作『悪魔を憐れむ唄』コミックビーム連載2巻発売中、以下続刊。

コメント

こんな漫画を映画化しようなんてどんな暗い男かと思ったら、加納監督はシュッとした長身のイケメンでした。人は見かけによらず内面には暗いド ロドロしたものを抱えているものなのだろう。加納監督には思う存分腕を振るっていただいて、原作を思い切り場外にかっ飛ばすような映像化を期待しております!

主題歌:Charisma.com(カリスマドットコム)

2011 年に結成。MC いつかとDJ ゴンチによるエレクトロラップユニット。 YOUTUBEに投稿した動画が話題を呼び、2013年7月10日『アイアイシンドローム』にてデビュー。MC のいつかは、普段は雑貨メーカーの事務、DJのゴンチは普段は精密機器メーカーの事務をしている。スキルフルないつかのフロウと一度聞いたら耳から離れないエレクトロサウンド、メロディがこれまでにないジャンルを生み出している。映画監督・大根仁主催のライブイベント『モテキナイツVol.2』の召集、ROCK IN JAPAN FESTIVALやBAYCAMPなど大型フェスでも好評を得て、デビュー作がCDショップ大賞2014関東ブロック賞を受賞、iTunes BEST OF 2013に選ばれた。また、LOUIS VUITTON主催の特別展と題したエキシビションのレセプ ションパーティーに日本人アーティストとして唯一ホログラムライブで出演。ポップなビジュアルとは裏腹に、独創的な言葉を巧みに利用し毒のあるリリックで平成のゆとり世代に一石を投じる。



所在地:〒160-0022 東京都新宿区新宿3-14-20 新宿テアトルビルB1
電話番号:03-3352-1846
FAX番号:03-3352-2828
http://www.ttcg.jp/theatre_shinjuku/

2015年2月21日(土)-3/20(金) 公開決定!

一般・大学・専門1,500円/高校生以下1,000円/シニア1,100円
水曜・1日サービスデー1,100円
劇場前売鑑賞券1,200円(※オンラインチケット予約には対応しておりません。)